【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

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このPowerPointの使い方の講座を読むと、PowerPointの背景をドットにすることが出来ます

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする

優れたベクターグラフィック能力を持つPowerPoint

プレゼンテーションソフトの代名詞と行っていいのがPowerPointでしょう。

そのPowerPointですが、プレゼンテーション資料を作る以外に、チラシ、ポスター、企画書、SNSの画像等のデザインも作ることが出来ます。

そのPowerPointですが、プレゼンテーション資料やチラシ、ポスター、企画書、SNSの画像等のデザインに使用する図形やパーツ、イラストを作るベクターグラフィック機能の性能が、以前に比べ大幅に上がっています。

ベクターグラフィックを作るソフトの代表格はAdobe IllustratorやInkscapeなどを思い浮かべる方が多いと思いますが、PowerPointのベクターグラフィック機能は、それによりは劣っている部分があるものの、それでも仕事などで使うには十分な機能を持っています。

ベクターグラフィックというとAdobe Illustratorって思っていたけど、PowerPointでもそれが作れるんですネ

今回は、PowerPointの背景をドットにする方法をご紹介します。

PowerPointの背景をドットにする

PowerPointで資料やチラシ、ポスターなどを作る際に、背景が一色だけだと味気ないと思うことがあると思います。

これをパターン(柄)にすることは、PowerPointの背景の書式設定の塗りつぶし(パターン)で出来るのですが、用意されているものがイマイチだったりします。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法
▲パターンの一覧を見ると、どうもイマイチなものが並んでいます。

そうなんですよネ、なんかイマイチで使う気になれないんですよネ

Adobe Illustratorなどではオリジナルのパターンで背景を作ることが可能ですが、実はPowerPointでも作ることが可能です。

私、水玉模様の背景を作りたいんだけど出来るのかな?

水玉模様…ドットパターンを作ることも出来ます。

今回は、PowerPointで背景をドットパターンにする方法をご紹介します。

筆者は基本的に使い慣れているためか、通常はMacを使用していますが、今回はWindowsを使用してご説明します。

最近はMacを使う人も多くはなってきていますが、大多数の人はWindowsを使用していると思うので、その方が分かりやすいと思ったからです。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

①正方形を作る

挿入タブの図形から正方形/長方形を選択します。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

SHIFTキーを押しながらドラッグして正方形を作ります。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

右側の図形の書式設定で、塗りつぶしを任意にし、線をなしにします。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

※右側に図形の書式設定が現れていない場合は、正方形を選択し右クリックし、図形の書式設定を選択して下さい。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

②正方形をコピーする

正方形を選択しコピーします。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法
▲Ctrlキーを押しながら任意の場所にドラッグすると簡単にコピーが出来ます。

③コピーした正方形を最背面に移動する

コピーした正方形を右クリックし、最背面に移動を選択します。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

④正円を4つ作る

挿入タブの図形か楕円を選択します。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

SHIFTキーを押しながらドラッグして正円を作ります。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

正円を後で長方形に重ねるため、同じ色だと作業がにしくくなります。

なので右側の図形の書式設定で、塗りつぶしを任意にし、線をなしにします。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

※右側に図形の書式設定が現れていない場合は、正方形を選択し右クリックし、図形の書式設定を選択して下さい。

正円をコピーし4つ作ります。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

⑤コピー元の正方形と4つの正円を重ねる

コピー元の正方形と4つの正円を以下のように重ねます。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法
▲正円は長方形の辺の真ん中の来るのに重ねます(正円をドラッグすると自動的にそのようになるように重なります)

⑥重ねた正方形と正円を同時選択し、単純型抜きを選択する

重ねた正方形と正円を同時選択します。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

図形の書式タブを選択し、図の結合から単純型抜きを選択します。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

⑦単純型抜きした図形とコピーした正方形を重ねる

コピーした正方形の色を任意にします。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

単純型抜きした図形とコピーした正方形を重ねます。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

⑦単純型抜きした図形とコピーした正方形を同時選択し、図として保存する

純型抜きした図形とコピーした正方形を同時選択します(Ctrlキー+Aキーを同時に押すと同時選択できます)。

右クリックし図として保存を選択します。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

任意の場所に保存します。

⑧背景の書式設定の塗りつぶし(パターン)を選択する

純型抜きした図形とコピーした正方形を削除します。

右側の背景の書式設定の塗りつぶし(パターン)を選択します。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

※右側に背景の書式設定が現れていない場合は、正方形を選択し右クリックし、図形の書式設定を選択して下さい。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

⑨図形ソースの挿入するをクリックして、図として保存した図形を選択する

図形ソースの挿入するをクリックします。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

図として保存した図形を選択します。

すると以下のような画面になります。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

⑩図をテクスチャとして並べるにチェックを入れる

図をテクスチャとして並べるにチェックを入れます。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

これでPowerPointの背景が水玉模様(ドットパターン)になります。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

なお水玉模様(ドットパターン)の色を変えたい場合は、図のアイコンをクリックします。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

図の彩度の標準スタイルや鮮やかさ、色のトーンの標準スタイルや温度、色の変更をクリックするとお好きな色に変更できます。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法
【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法
【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

以下が水玉模様(ドットパターン)の色を変更した例です。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法
【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

水玉模様(ドットパターン)の大きさを変える時は、塗りつぶしの幅の調整と高さの調整の%を変更すると出来ます。

以下が水玉模様(ドットパターン)の大きさを変えた例です。

【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法
▲こんな感じに塗りつぶしの幅の調整と高さの調整を%を変更します(ここでは75%しました)
【PowerPointの使い方】PowerPointの背景をドットにする方法

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