ChromebookでOneDriveを簡単に設定
ChromeOSのバージョン120へのアップデートにより、ChromebookでのOneDriveの利用が簡単になりました。
今までAndroidのOneDriveアプリを利用して、OneDriveを使用する方々が多かったと思います。
今回のChromeOSのバージョン120のアップデートでは、OneDriveのアプリをインストールすることなく、直接ファイルアプリからアクセスできるようになりました。
具体的に書くと、Google Driveと同様に、OneDriveをファイルアプリから利用することが可能になりました。プリからOneDriveをGoogle Driveのように使うようになります。
言葉で書くとイメージしづらいので、以下に画像を載せます。
▲ファイルアプリの右側にOneDriveの項目が現れ、Google Driveのように使用することが出来ます。
ただChromeOS120にアップデートしたから、すぐにファイルアプリですぐに利用できるわけではありません。
その設定を行うことにより、ファイルアプリにOneDriveの項目が現れ、Google Driveのように使うことが出来るようになります。
今回はその設定の方法をご紹介します。
なおこの設定方法にはMicrosoft Officeのファイル(WordやExcel、PowerPointのファイル)が必要になりますので、準備してください。
ChromebookでOneDriveを簡単に設定する方法
1.Google Chromeに立ち上げて、URLアドレスが表示されている窓にChrome://flagsと入力する
初めにGoogle Chromeを立ち上げます。
そしてURLアドレスが表示される窓に、Chrome://flagsと入力します。
その後にENTERキーを押します。
すると以下の画面が現れます。
2.検索窓にupload-office-to-cloudと入力し、Enabledを選択し、Restartをクリックする
検索窓にupload-office-to-cloudと入力します。
すると項目が現れるので、その右側にあるバタンをクリックし、Enabledを選択します。
そして下にあるRestartをクリックします。
するとChromebookが再起動します。
3.Microsoft Officeのファイルを右クリックし、アプリケーションから開くから、Microsoft365を選択する
準備しておいたMicrosoft Officeのファイル(WordやExcel、PowerPointのファイル)を右クリックし、アプリケーションから開くを選ぶとMicrosoft365の項目が現れるので、それを選択します。
すると、Microsoft365でファイルを開くように設定するという画面が現れます。
始めるをクリックし、設定を行います。
Microsoft365のインストール画面が現れるので、インストールします。
OneDriveに接続をクリックします。
するとMicrosoftのサインインの画面が現れます。
サインインします(Microsoftのアカウントがない方は、無料で作れるのでアカウントをここで作成してください)。
するとセットアップが終了したという画面が現れるので、完了をクリックします。
すると左側にOneDriveの項目が現れます。
注意 Microsoft OfficeのファイルをOneDriveから開くと、そのデータは自動的にOneDriveに移動する
OneDriveからMicrosoft Officeのファイルをクリックします。
すると、1個のファイルをMicrosoft OneDriveに移動して開きますか、という画面が現れるので、移動して開くをクリックします。
Microsoft365でファイルが開きます(今回はPowerPointのファイルを使用したのでWeb版のPowerPointの画面でファイルが開きます)。
ここから編集出来ます。
▲フォントを編集したり出来ます。
ここで注意があります。
完成したファイルを保存すると、Chromebookの内部ストレージでもなく、Google Driveでもなく、ファイルはOneDriveに保存されるということです。
なのでChromebookでOneDriveを使用する場合は、OneDriveにデータを保存される、ということを忘れないでください。
もし、それを、Chromebookの内部ストレージやGoogle Driveで保存したい場合は、面倒ですが手動でファイルを移動してください。