
初心者でもできる!PowerPointで写真を幻想的に加工する
PowerPointでプレゼン資料やチラシ、ポスターなどを作成する際、「写真をもっと印象的に見せたい」と思ったことはあると思います。
視覚的に魅力のある資料を作るためには、写真の使い方が非常に重要です。
その中でも注目したいのが、写真を幻想的に加工するテクニックです。
写真を幻想的に加工すると、次のようなメリットがあります。
- 個性や世界観を演出できる
- ふんわりした光やぼかし、現実にはない色彩表現により、見る人の印象に深く残る
- 感情を喚起しやすくなる
- 夢・憧れ・神秘・郷愁など、単なる写真では伝えにくい感情を表現しやすくなる
- 個性や世界観を演出できる
- 幻想的な加工は、制作者のセンスや哲学を反映しやすいため、他のデザインとの差別化にも効果的
PowerPointには、写真の明るさや色合いを調整できる簡易的なレタッチ機能があります。しかし、Photoshopのような本格的な編集ツールと比べると、出来ることには限界があります。
しかし、ちょっとした工夫で、PowerPointでも幻想的な写真を作ることは出来ます。
その一つに、複数の写真を重ねて透明度を調整して、アート効果をつけて、色を調整する方法があります。
今回のブログ記事では、PowerPointを使って初心者でも簡単にできる「写真を重ねて幻想的な雰囲気を作る方法」をご紹介します。特別なソフトを使わず、PowerPointだけで写真を印象的にしたい方におすすめです。


初心者でもできる!PowerPointで写真を幻想的に加工する方法
1.写真を複数挿入する
今回は、ぱくたそと、Adobe Stockの無料の写真を2枚使用して説明します。

▲ぱくたその写真です。

▲Adobe Stockの写真です。
まず最初に2枚の写真を挿入してください。
写真の挿入は、挿入タブの画像→このデバイスからを選択し、挿入してください。

挿入した写真を同じサイズにして、重ねます。

2.前面の写真の透明度を調整する
前面の写真を選択します。
そうすると、図の形式タブが現れるので、これをクリックします。

透明をクリックすると、透明度が選べます。

お好きな透明度を選択すると、以下のように幻想的な写真になります。

3.アート効果をつける
透明度だけでも十分な効果がありますが、アート効果をつけることで、より幻想的な写真に出来ます。
図の形式タブのアート効果をクリックすると、アート効果の一覧が現れます。

そこからお好きなものを選んでください。
以下は、ガラスを選んだ例です。

4.色の調整をする
さらに色の調整をすると、より幻想的な写真が出来ます。
図の形式タブの色をクリックすると、色の調整の一覧が現れます。

そこからお好きなものを選んでください。
以下は、色のトーンの温度:11200kを選んだ例です。

この方法だと、Photoshopなどの画像加工ソフトのような複雑な操作がいらないので、幻想的な写真を作りたい方にオススメです。
最後に数点、私が作った幻想的な写真をご紹介します。





