
この講座を読むと、フィルム写真のような粒状性のある写真を作ることができます

【Adobe Photoshop 使い方】フィルム写真のような粒状性のある写真にする
Adobe Photoshopとは?
画像加工ソフトの代表格というと、Adobe Photoshopでしょう。
以前は買い切りタイプで数万円で、プロの方など本格的に使用したい人しか手が出せないソフトでした。
しかし今はサブスクリプションとなり、最も安いフォトプランの20GBだと、月に1,078円と気軽く使用できるようになれます。
しかもそのプランではいろんなフォントが使用できるAdobe Font等に代表されるAdobeのサービスが受けられ、かなりお得です。
そんなAdobe Photoshopの使い方を、当サイトではご紹介していきます。
今回はフィルム写真のような粒状性のある写真にする方法をご紹介します。
フィルムの粒状性とは
フィルムカメラで撮った写真は、現在のデジタルカメラで撮った写真にはない味わいがあります。
その一つに粒状性があります。
フィルム写真は、円形の微粒子でできています。デジタル写真は四角形のピクセルで出来ています。
この辺がフィルム写真とデジタル写真の大きな違いです。
この粒子が円形だから、フィルム写真はデジタル写真と異なる写りになります。
なお粒子はISO感度が高くなるにつれフィルムになっていくと粗くなります(ISO100のフィルムでは粒子が粗くありませんが、ISO1600のフィルムでは粒子が粗くなります)。
デジタル写真も、ISO感度を上げれば四角形のピクセルが粗くなりますが(これを高感度ノイズと呼びます、これを抑えるデジタル機能がついているため、全体的にきれいな写真が撮れます。
しかしフィルムカメラにはそのような機能がない、というかアナログのため作りようがないため、ISO感度が低くても粒子が出ます。
これを粒状性と呼びます。
デジタルが当然となった今にはない現象であり、それがフィルムカメラの味わいにつながっています。

フィルムしかない粒状性があるから、それがフィルム写真の味になっているんですネ
それを擬似的にですが、Photoshopでデジタル写真を粒状性のある写真にすることが出来ます。

ぜひともデジタル写真をフィルム写真のような写真にしてみたいですネ
今回の講座では以下の写真を使用して、Phoroshopでフィルム写真のような粒状性のある写真にする方法をご紹介します。



【Adobe Photoshop 使い方】フィルム写真のような粒状性のある写真にする方法
①フィルターギャラリーを選択する
フィルタメニューからフィルターギャラリーを選択します。

②アーティスティック→粒状フィルムを選択する
アーティスティック→粒状フィルムを選択します。

③粒状フィルムを選択し、粒状:0、領域のハイライト:0、密度:0にする
粒状フィルムを選択します。

粒状:0、領域のハイライト:0、密度:0にします。

④粒状スライダーを右に動かし、お好きな数値にする
粒状スライダーを右に動かし、お好きな数値にします(私は5にしました)。

⑤密度スライダーを右に動かし、お好きな数値にしてOKボタンを押す
密度スライダーを右に動かし、お好きな数値にしてOKボタンを押します(私は5にしました)。

これでフィルム写真のような粒状性のある写真の完成です。


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