スマホやタブレット、WebブラウザでデザインできるAdobe Creative Cloud Express
仕事やプライベートで、文書、資料、チラシなどを作らなくてはならない時があると思います。
今度の仕事で、販促用のチラシを作らなくてはならなくて困っているよ…
それを本格的に作るには、デザイン系のアプリが必要だったりします。
しかしこれらは高価で手が出せないという方が多いと思います。
デザイン系のアプリケーションって、高額で、購入できないのよネ
しかも、デザイン系のアプリケーションって、MicroOfficeに比べると難しそうで、覚えるのが大変そうだ…
デザインも一から作るとなると、アプリケーションの操作も含めて大変な作業です。
デザインの勉強をしたことないし、アプリケーションを本格的に動かしたことないから、しっかりしたチラシが作れる自信がないわ
そんな方にぜひとも使用してほしいのがAdobe Creative Cloud Expressです。
Adobe Creative Cloud Expressとは
Adobe Creative Cloud Expressは、Adobeが開発したデザイン制作のアプリケーションです。
Adobe Spark Postをベースに、2021年12月13日に機能などが大幅に改良しを現在のものに変更したアプリケーションです。
用意されているデザインテンプレートをカスタマイズすることで、プロ並みの高品質の作品が作れます。Adobe IDがあれば使用できます。
仕事などで作らなくてはならないチラシのデザインなどに役に立ちそうなアプリだね
スマホ版(iOS、Android)とWEB版があります。
WEB版は、やや動作が重たい感じで、操作画面も独特で作業もマウスとキーボードで行うため、慣れも必要です。
簡単にデザインを行いたい方は、スマホ版及びタブレット版がいいと思います。
ただ、アプリ版は書き出しがPING形式のみしか対応していません。
ping形式しか書き出せないのか…
しかしWEB版は、JPEG形式、PDF形式の書き出しが出来ます。
ですのでスマホやタブレットで完成させた方でPDFに書き出したい人は、スマホで完成させた後に、WEB版を使うといいでしょう。
やはり少なくともPDF形式で、と思っていたから安心したよ
基本的に無料で使用出来ますが、使用出来るテンプレートのが少なかったり、完成した物にウォーターマークが入ったり、フォントの数が少ないかったりするので、有料版を使うのがいいでしょう。
ウォーターマークが入ったり、使えるテンプレートが少なかったり、フォントのが少ないのでは、仕事で使えそうもないから、有料版を使うしかないね
でも有料版っていくらぐらいなの?
Adobe Creative Cloud Expressは、Adobeのクリエイティブクラウドの単品セットに加入していると、使えるアプリケーションです。
Adobe Creative Cloud Expresstは、Adobeのサブスクリプションのクリエイティブクラウドの中でもっと安いフォトプラン(20GBストレージ版:1,078円、1TBストレージ版:2,178円)でも使用出来るので、これに加入するのがお勧めです。このプランだとPhotoshopやLightroom、Adobeが準備したいろんなフォントが使用できるAdobe Fontなどを利用できます。
フォトプランってPhotoshopやlightroomとか使えて、いろんなフォントが使えるプランだから、これに入って、Adobe Spark Postを使うのもいいね
今回は、Adobe Creative Cloud Expressを使ってみた感想を書こうと思います。
この記事を書いた時期は、Adobe Creative Cloud ExpressはAdobe Spark Postの名称の頃で、作業はかなり古いモデルであるiPad mini2を使用したが(というか現時点ではこれしかiPadは持っていなく、iPhoneあれば必要ないと思っていますし、個人的にAndroidタブレットの方に関心があるため購入予定もありません)、
しかしは操作は大して変更されていないので、十分参考になると思います。
Adobe Creative Cloud Expresstでチラシを作ってみる
① テンプレートを選択する
Adobe Creative Cloud Expressを開くと、数多くのテンプレートが現れます。
下にスクロールして好きなテンプレートを選択します。
今回はこのテンプレートを使うことにしました。
このプレミアムテンプレートをリミックスをタップします。
すると編集画面になります。
② サイズを変更する
テンプレートはサイズを変更できます。
サイズ変更をタップすると、以下の画面になります。
今回はA4にしたいので、それをタップします。
するとサイズがA4に変更されます。
③ 画像を置き換える
使用したい画像に置き換えます。
画像をタップすると置き換えるという項目が現れますので、これをタップします。
すると一番上に、写真を置き換えという項目が現れますので、それをタップします。
これで画像が置き換わります。
④ テキストを入力し、編集する
テキストをダブルタップすると、テキストの入力が出来ます。
入力したら完了を押すと、テキストの入力が完了します。
フォントの変更は、フォントをタップすると、フォント候補が出てくるので、お好きなものをタップすると出来ます。
フォントサイズは、サイズをタップし、スライダーを左右に動かすと出来ます。
文字の配置は、配置をタップすると候補が出るので、お好みのものをタップすると出来ます。
完了をタップすると、テキストの入力及び編集が終了します。
④ 配色を決める
配色を決めるには、カラーをタップします。
すると多くの配色パレットが現れます。
お好きな配色パレットをタップすると、デザインに配色パレットの配色が適用されます(配色パレットの下のアイコンをタップするとランダムに配色パターンが変わります)。
配色が決まったら、完了をタップして下さい。
⑤ アイコンを入れる
アイコンを入れたい場合は、最初に追加をタップします。
するとアイコンという項目が現れるので、それをタップします。
多くのアイコンが現れます。
お好きなものをタップすると、アイコンが入ります。
これで完成させたデザインは以下のものです。
⑥ デザインを変更する
Adobe Creative Cloud Expressは、作ったデザインを変更することが出来ます。
レイアウトをタップします。
デザインをタップします。
するとデザインの候補が現れるので、その中からお好きなものを選択します。
以下がデザインを変更したものです。
実際にAdobe Creative Cloud Expressでチラシを作ってみた感想
Adobe Creative Cloud Expressで実際に、チラシを作ってみた感想ですが、全てがタップだけで簡単に作れてしまうという点でした。
これなら全くデザイン系のアプリケーションの使い方が分からない人でも簡単に、デザインが行えます。
しかも凄い点は、作ったデザインが気に入らない場合は、それを変更できてしまう点です。
これはAdobeのAI機能のAdobe Senseiが、そのデザインにふさわしいデザインの変更の候補を作っています。
スマホやタブレットで簡単にデザインが出来るので、有料でないとAdobe Creative Cloud Expresstの全機能は使用できませんが、お金を払って使っても損はないアプリケーションだと思いました。
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