
LibreOffice Calcで置換で空白セルに文字を一括入力する方法
空白セルに文字を手入力するのは大変
出勤表や勤務スケジュールをLibreOffice Calcで作成していると、「休」や「有休」などの文字をセルに入力する機会あると思います。
特に毎週決まった曜日を休みにしている場合、同じ言葉を繰り返し入力することになります。
実際、多くの人がこの作業を手入力で行っていると思います。
しかし、手入力をするのはとても手間ですし、これにはデメリットがあります。
空白セルに文字を手入力で行うと起こるデメリット
空白セルに文字を手入力するデメリットは以下のものがあげられます。
- 時間がかかる:同じ操作を繰り返すため、作業効率が落ちる
- ミスが発生しやすい:1つずつ入力することで、入力漏れや間違いが起こりがち
- 後からの修正が面倒:入力ミスに気づいても、再度探して修正する必要がある
- 毎回同じ作業が発生する:定期的なスケジュール作成では、同じ入力作業を何度も繰り返すことになる
このように、手作業ではどうしても非効率になってしまうデメリットがあります。
LibreOffice Calcの「置換」機能でデメリットを解決
このような面倒な作業を省くためにおすすめなのが、LibreOffice Calcの「置換」機能です。
この機能を使えば、空白のセルに対して特定の文字を一括で入力することができます。
たとえば、土日に空白セルが残っているスケジュール表で、その空白セルすべてに「休」という文字を一気に入力すること出来ます。
LibreOffice Calcの「置換」機能を使うメリット
LibreOffice Calcの「置換」機能を使うメリットは以下のものがあげられます。
- 作業時間を大幅に短縮できる:一瞬で入力が完了するため、他の作業に集中できる
- 入力ミスが減る:一括処理なので、人為的ミスがほぼない
- 繰り返し使える:毎月のシフト表など、定期的な作業に応用できる
- 修正も簡単:「休」を「有休」などに一括で置き換えることも可能
今回のブログ記事では、LibreOffice Calcで置換で空白セルに文字を一括入力する方法をご紹介します。


LibreOffice Calcで置換で空白セルに文字を一括入力する方法
今回は以下の表で、LibreOffice Calcで置換で空白セルに文字を一括入力する方法をご紹介します。
なお空白のセルには「休」を一括で入力することにします。

文字を入力する範囲を選択します(ここではB2:K8です)。

Ctrl+Hを押します。
すると、検索と置換ダイアログボックスが現れます。

置換の入力欄に「休」と入力し、すべて置換ボタンをクリックします。

検索結果ダイアログボックスが現れますので、閉じるボタンをクリックします。

その後に、検索結果ダイアログボックスの閉じるボタンをクリックします。

これで空白のセルに一括で「休」の文字が入力されます。

この方法だと、LibreOffice Calcで置換で空白セルに文字を一括入力することが出来るので、ぜひ試してください。

