【Canvaの使い方】Photoshop要らず!Canvaで簡単に生成塗りつぶしを使う方法
Canvaとは?
Canvaは、オーストラリアで誕生した、初心者からプロまで幅広く利用出来る性能を持ったデザインツールです。
デザインを作成するとなると、デザイナーならPhotoShopやIllustratorなどを、ビビジネスユーザーは、パワーポイントなどをソフトをパソコンにインストールして使って、デザインを作ります。
しかし、Canvaはソフトのインストールが不要です。
CanvaはWebブラウザ上で動作するWebアプリケーションのため、インターネット接続さえあれば、OSを問わず利用可能です。
Windows、Mac、Linux、ChromebookでCanvaを使うことが出来ます。
Microsoft OfficeなどのOfficeソフト…特にPowerPointに似ているため、PhotoShopやIllustratorなどに比べると、操作性もシンプルなため、簡単にデザイン制作を行うことが出来ます。
、初めての方でも使いやすいように、カスタマイズ可能なテンプレートや豊富なフリー素材が豊富に用意されいて、基本的な画像加工機能も搭載されているため、Canvaだけでデザインを作ることが出来ます。
基本的に無料で使用できますが、有料プランに登録するすると、より高品質なテンプレートやAI機能など、無料プランでは利用できない機能が利用可能です。
Photoshop要らず!Canvaで簡単に生成塗りつぶしを使う
Photoshopには、「生成塗りつぶし」機能があります。
この機能は、画像の一部を編集したり、新しい要素を追加したり、不要なオブジェクトを削除したりすることが出来る機能です。
例えば、背景に足りない部分を追加したり(例:「壁に時計を追加する」)、特定のオブジェクトを追加(例:「人物の頭に帽子を追加する」)
不要物を削除したり(例:「テーブルの上のものを削除する」)出来ます。
これらの操作は、指定した選択範囲に対してAIが自動的に処理を行うため、短時間で、写真等をイメージ通りに出来るので、大変便利です。
Photoshopの「生成塗りつぶし」と同様のことが、デザインツールCanvaでも出来ます。
CanvaのAI機能であるマジックスタジオの「マジック加工」や「マジック消しゴム」が、それに該当します。
これらの機能を使えば、Canvaでも、写真等をイメージ通りに出来ます。
この記事では、Photoshopの「生成塗りつぶし」と同様の機能を持つCanvaの「マジック加工」や「マジック消しゴム」の使い方を詳しくご紹介します。
今回は以下のスライドの写真に、「マジック加工」及び「マジック消しゴム」を使用して、画像の加工を行います。
ちなみに、以下が「マジック加工」及び「マジック消しゴム」を使用して、画像の加工したものです。
なお、今回は以下のChromebookを使用しましたが、CanvaはWEBブラウザで動作するWEBアプリケーションなので、WindowsでもMacでもLinuxです同じ作業が出来ますので、ご安心して下さい。
今回、Chromebookを使用した理由は、Chromebookは基本的にChromeブラウザをメインに作業を行うことを前提とした独自のパソコンだからです(ただし、Linux開発環境を有効にすることで、Linuxパソコンとしても利用できるパソコンです)。
そのため、WEBブラウザ上で動作するデザインツール「Canva」との相性は抜群で、スムーズにCanvaを使うことができます。
私個人の意見ですが、職場ではWindowsやMacを使用している方でも、自宅では主にWEBブラウザを活用しているという方にとって、Chromebookは非常におすすめできるパソコンです。デザインツールとしてCanvaを利用する場合でも、Chromebookは安価で手に入るため、コストパフォーマンスの面でも優れています。
普段の作業がWEBブラウザで行う、特にデザインを作るのにCanvaを使う方に、Chromebookは一つの選択肢としておすすめしたいと思っています。
Photoshop要らず!Canvaで簡単に生成塗りつぶしを使う方法
その1 背景に足りない部分を追加する方法
ここでは壁に、時計を追加してみます。
①写真を選択し、「マジック加工」を使えるようにする
写真をクリックします。
そして編集ツールが現れるので、編集をクリックします。
マジックスタジオの>をクリックします。
すると「マジック加工」の項目が現れるので、それをクリックします。
すると、「マジック加工」が使えるようになります。
※この画像はスライドの写真が反転されて表示されていて不思議に思われている方もいらっしゃると思います。そのような表示なっているのは、この画像はスライド用に反転させたものです。「マジック加工」を使うときは、元の反転前の画像が表示される仕組みになっているため、このように反転する前の状態で表示されているのです。
②ブラシを使って、時計を追加させたい場所を範囲を塗りつぶす
ブラシを選択し、任意をブラシサイズにします(ここではブラシサイズを15にしました)。
壁に時計を追加したい場所を塗りつぶします。
編集内容を記入に、追加したものを入力します。
今回は丸い置き時計を追加したいので、丸い置き時計と入力します。
生成をクリックします。
すると左側に候補が4つ現れます。
今回は左下がいいと思ったので、それをクリックします。
これで壁に、丸い置き時計が追加されました。
その後に完了をクリックします。
これでスライドの写真に、丸い置き時計が追加されました。
その2 特定のオブジェクトを追加方法
ここでは壁に、女性の頭に真っ赤なベレー帽を追加してみます。
その1 背景に足りない部分を追加する方法を参考に、「マジック加工」が使えるようにして下さい。
①ブラシを使って、女性の頭に真っ赤なベレー帽を追加させたい場所を範囲を塗りつぶす
女性の頭に真っ赤なベレー帽を追加させたい部分を塗りつぶします。
編集内容を記入に、追加したものを入力します。
真っ赤なベレー帽を追加したいので、真っ赤なベレー帽と入力します。
生成をクリックします。
すると左側に候補が4つ現れます。
今回は左下がいいと思ったので、それをクリックします。
女性の頭に真っ赤なベレー帽が追加されました。
その後に完了をクリックします。
これでスライドの写真の女性の頭に真っ赤なベレー帽を追加されました。
その3 特定のオブジェクトを追加方法
「マジック加工」では、特定のオブジェクトを置き換えることが出来ます。
ここではノートを、漫画本に置き換えてみます。
その1 背景に足りない部分を追加する方法を参考に、「マジック加工」が使えるようにして下さい。
①置き換えたいオブジェクトを選択する
「マジック加工」のエリアを選択して編集のクリックをクリックします。
②変更したいオブジェクトをクリックする
変更したいオブジェクトをクリックします。
ここでは漫画本に置き換えたいノートをクリックします。
編集内容を記入に、置き換えたいものを入力します。
漫画本を置き換えたいので、漫画本と入力します。
生成をクリックします。
すると左側に候補が4つ現れます。
今回は右下がいいと思ったので、それをクリックします。
女性の頭に真っ赤なベレー帽が追加されました。
その後に完了をクリックします。
これでスライドの写真のノートが漫画本に置き換えされました。
その4 不要物を削除する方法
ここでは壁に書かれた文字を削除してみます。
この作業は「マジック消しゴム」を使います。
①写真を選択し、「マジック消しゴム」を使えるようにする
写真をクリックします。
そして編集ツールが現れるので、編集をクリックします。
マジックスタジオの>をクリックします。
すると「マジック消しゴム」の項目が現れるので、それをクリックします。
すると、「マジック消しゴム」が使えるようになります。
②不要物を削除する
ブラシを選択し、任意をブラシサイズにします(ここではブラシサイズは、大雑把に塗る時は20、細かい部分を塗る時は15にしました)。
不要物を削除したい場所を塗りつぶします。
削除するをクリックします。
このような画像になります。
一回ではきれいに削除されないこともあるようなので、再度削除したい部分をブラシで塗りつぶし、削除をするをクリックを繰り返します。
こうすると不要物が削除されます。
最後に「マジック消しゴム」の右上にある☓をクリックします。
これでスライドの写真の不要物が削除されます。