
【Excel】初心者向け|Excelで西暦と月を入力するだけで自動的にカレンダー
Excelは、簡単に表が作れるため、カレンダーや日付の入った予定表を作られる方もいらっしゃると思います。
ただ1月から12月まで作るのは大変です。
西暦が変わると、全ての曜日が変わるのでなおさらです。
Excelには、西暦と月をセルに入力すると、簡単にカレンダーが作れる方法があります。
今回のブログ記事では、西暦と月を入力するだけで自動的にカレンダーを作る方法をご紹介します。
Excelは、簡単に表が作れるため、カレンダーや日付の入った予定表を作られる方もいらっしゃると思います。
ただ1月から12月まで作るのは大変です。
西暦が変わると、全ての曜日が変わるのでなおさらです。
Excelには、西暦と月をセルに入力すると、簡単にカレンダーが作れる方法があります。
今回のブログ記事では、西暦と月を入力するだけで自動的にカレンダーを作る方法をご紹介します。
今回は以下のような日付の入った予定表を作成します。



初心者向け|Excelで西暦と月を入力するだけで自動的にカレンダーを作る方法
①西暦と月を入力するだけで自動的にカレンダーを作る方法
日付の下のセルであるA6を選択します。

関数の挿入ボタンをクリックします。

関数の挿入ダイアログボックスが表示されるので、関数の検索の入力欄にDATEと入力し、検索開始ボタンをクリックします。

関数の挿入ダイアログボックスが表示されるので、DATEを選択し、OKボタンを押します。

関数の引数ダイアログボックスが表示されるので、以下のように設定します。
年は、年の入力欄にカーソルを置き、年が入っているA3をクリックします。
月は、月の入力欄にカーソルを置き、月が入っているB3をクリックします。
日は、日の入力欄にカーソルを置き、月は1日から始まるので、1と入力します。
そうすると、関数の引数ダイアログボックスは以下のようになりますので、そうしたらOKボタンを押します。

するとA6に2025/3/1という日付が入ります。

2日以降の設定を行います。
2日が入るA7を選択します。

そうしたら、以下の式を入力、ENTERキーを押します。
=A6+1
なお、この式は、2025/3/1という日付データが入っているA7に1足しますという意味です。

すると、A7に2025/3/2という日付データが入ります。

A7を選択し、マウスポインターを右に置くと+マークが現れるので、これを日付を入れたいセルまでドラッグします。

すると、日付の入れたいセルに日付が入ります。

日付の表示を、1(土)というような、日付に曜日が入っている表示形式に変更します。
日付の入っている部分を範囲選択します(この表ではA6からA36になります)。

右クリックして、セルの書式設定を選択します。

セルの書式設定ダイアログボックスが表示されるので、ユーザー定義を選択したあとに、yyy/m/dを選択します。

種類の入力欄を消して、以下の式に入力し、OKボタンをクリックします。
d(aaa)
aaaは曜日を表示される記号です。

表示が2025/3/1から1(土)というような表示に変更されます。

これで、年と月の入っているA3とB3に、お好きな数字を入れれば、その年月日のカレンダーになります。
以下は2024年3月のカレンダーにした例です。

②土曜日、日曜日に色を付ける
土曜日、日曜日に色が付いていた方が、カレンダーとして見やすいので、土曜日、日曜日に色を付ける方法をご紹介します。
最初に日曜日に色を付けます。
日付の入っている部分を範囲選択します(この表ではA6からA36になります)。

ホームタブの条件付き書式の新しいルールを選択します。

新しい書式ルールダイアログボックスが表示されるので、数式を使用して、書式設定するセルを決定を選択します。

次の数式を満たす場合に値を書式設定の入力欄に、以下の式を入力し、書式ボタンをクリックします。
=WEEKDAY(A6)=1
なおこの1は、日曜日という意味の記号です。

セルの書式設定ダイアログボックスが表示されるので、塗りつぶしタブをクリックし、お好きな色にしてOKボタンをクリックします。

新しい書式ルールダイアログボックスの、OKボタンをクリックします。

これで日曜日に色が付きます。

土曜日の設定ですが、日曜日と同じ方法で行いますが、次の数式を満たす場合に値を書式設定の入力欄に、以下の式を入力します。
=WEEKDAY(A6)=7
なおこの1は、土曜日という意味の記号です。

あとは、セルの書式設定ダイアログボックスが表示されるので、塗りつぶしタブをクリックし、お好きな色にします。
ここでは、その他の色ボタンをクリックして、標準タブから青系の色に設定しました。


これで土曜日に色が付きます。

③祝日に色に色を付ける
祝日にも色を付けてみます。
ただ祝日は、毎年違うため、最初にその年の祝日のデータを準備します。
今回は、内閣府ホームページの「国民の祝日」について(https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html)から、昭和30年(1955年)から令和8年(2026年)国民の祝日(csv形式:20KB)をダウンロードし、Excelに読み込んで、祝日というシートにしたものを使用します。


日付の入っている部分を範囲選択します(この表ではA6からA36になります)。
ホームタブの条件付き書式の新しいルールを選択します。
新しい書式ルールダイアログボックスが表示されるので、数式を使用して、書式設定するセルを決定を選択します。
次の数式を満たす場合に値を書式設定の入力欄にします。
入力欄に最初に以下を入力してください。
=COUNTIF()
そして、()内にカーソルを置いて、右の↑のアイコンをクリックします。

日付の入っているセルを範囲選択し、ENTERキーを押します。

式が入力されるので、()のあとに,を入れて、カレンダーのシートの日付の下のセルであるはA6を選択します。
そうすると以下の式が入力されます。
=COUNTIF(祝日!$B$1:$B$19,Sheet1!$A$6)

その式から$を取ってください。
=COUNTIF(祝日!$B$1:$B$19,Sheet1!A6)

あとは、日曜日や土曜日の色の付け方と同じ方法を行ってください。

最後に新しい書式ルールダイアログボックスの、OKボタンをクリックします。
これで祝日に色が付きます。

④翌月の日付を非表示にする
現在の設定だと、31日までない月には、翌月の日付が表示されます。

これを非表示にします。
日付の入っている部分を範囲選択します(この表ではA6からA36になります)。
ホームタブの条件付き書式の新しいルールを選択します。
新しい書式ルールダイアログボックスが表示されるので、数式を使用して、書式設定するセルを決定を選択します。
次の数式を満たす場合に値を書式設定の入力欄にします。
()内には日付の下のセルであるA6を入力します。
=MONTH(A6)

その式の後に半角で<>を入力します。
その後に、マウスで月の下のセルであるB3を選択します。
すると以下の式が入力されます。
=MONTH(A6)<>$b$3

この式のままで、書式ボタンをクリックします。
フォントタブを選択します。

フォントの色を白にすれば文字が見えなくなるので、色を白にします。

このままだと、日曜日、土曜日の色が表示されるので、塗りつぶしの色を塗りつぶしなしにします。

セルの書式設定ダイアログボックスのOKボタンをクリックします。
新しい書式ルールダイアログボックスのOKボタンをクリックします。
これで翌月の日付が非表示になります。


