VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

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VBAのプログラムを実行するボタンの作る

Excel VBAは、Microsoft Excelで使用できるプログラミング言語です。

Excelをより効率的に使用するためのプログラミング言語です。Excelをもっと便利に使いたい人におすすめのプログラミング言語です。Excel VBAを覚えると、Excelの作業が楽になります

具体的に出来ることは以下のとおりです。

  • Excelの操作を自動化
  • 独自の機能を作成
  • データの分析・処理
  • レポートの作成
  • フォームの作成
  • マクロの作成

このExcel VBAというカテゴリーでは、私が学んだExcel VBAのコツやテクニックを紹介していきます。
今回は、VBAのプログラムを実行するボタンの作り方について、ご紹介します。

Excel VBAで「セルの書式設定」をする方法

VBAで作成したプログラムを実行する際に、Alt+F11を押してVBE(Visual Basic Editor)の画面を出して、その後にF5キーを押すのは面倒です。

開発タブのマクロをクリックして(またはAlt+F8をクリックする)、マクロのダイアログを表示させて、実行するプログラムをクリックする、それも面倒です。

そんな面倒なことをしないで、簡単にプログラムを実行できたらいいのにと思う方はいると思います。

それを解決する方法があります。

実行するボタンを作ることです。

ボタンを押すだけで実行できるようにすれば、面倒な作業をしないで、VBAで作成したプログラムを実行することが出来ます。

そんな便利な実行するボタンを作る方法が2つありますので、それをご紹介します。

今回は、以前書いたブログ記事の「Excel VBAで条件分岐したプログラミングをする方法【初心者向け】」で使った表を使用します。

フォームコントロールのボタンで、実行するボタンを作る方法

① 開発タブの挿入をクリックする

開発タブをクリックします。

すると挿入という項目があるので、それをクリックします。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

② フォームコントロールのボタンをクリックする

挿入をクリックすると、フォームコントロールのところに、ボタンがあるので、それをクリックします。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

③プログラムを実行するボタンを作る

シート上に任意の場所に、長方形の作るようにドラッグします。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

マクロの登録のダイアログが現れます。

そこで、実行するプログラムを選択し(今回は、テニスコート使用申込料金)、OKボタンをクリックします。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

④ボタン名を入力する

このままだとボタン名が決まっていないので、それを入力します(今回は実行というボタン名にします)。

作成したボタンを右クリックして、テキストの編集を選択します。

するとボタンの名前を編集できるようになるので、実行と入力します。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

これでボタン名が変わります。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

では、ボタンを押すとプログラムが実行されるか、試しましょう。

シートに作った実行ボタンをクリックします。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

すると以下のようにプログラムが、しっかり実行されます。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

お好きな画像をプログラムを実行するボタンにする方法

フォームコントロールのボタンだと味気ないので、自分が作成した図形をボタンにする方法をご紹介します。

今回は、以下の図形をプログラムを実行するボタンにします。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

① 図形を右クリックして、マクロの登録を選択する

図形を選択して右クリックします。

そしてマクロの登録の項目を選択します。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

② マクロの登録のダイアログから、実行するプログラムを選択する

マクロの登録のダイアログが現れます。

そこで、実行するプログラムを選択し(今回は、テニスコート使用申込料金)、OKボタンをクリックします。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

これで図形をプログラムを実行するボタンになりました。

では、ボタンを押すとプログラムが実行されるか、試しましょう。

シートに作った実行ボタンをクリックします。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

すると以下のようにプログラムが実行されます。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

実行ボタンを複数作る方法

プログラムを実行するボタンは、シートに複数作ることが出来ます。

今回は、以下の表の会員種別(B列)、料金(C列の)のセルの値をクリアするボタンを作ります。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

① 表の会員種別(B列)、料金(C列の)のセルの値をクリアするプログラムを書く

初めに、表の会員種別(B列)、料金(C列の)のセルの値をクリアするプログラムを書きます。

コードは以下の通りです。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

② ボタンを作る

最初にボタンを作ります。

今回は、「お好きな画像をプログラムを実行するボタンにする方法」の方法で、クリアボタンを作ることにします。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

③ 図形を右クリックして、マクロの登録を選択する

図形を選択して右クリックします。

そしてマクロの登録の項目を選択します。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

④ マクロの登録のダイアログから、実行するプログラムを選択する

マクロの登録のダイアログが現れます。

そこで、実行するプログラムを選択し(今回は、テニスコート使用申込料金クリア)、OKボタンをクリックします。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

これで、会員種別(B列)、料金(C列の)のセルの値をクリアするボタンの完成です。

では、ボタンを押すとプログラムが実行されるか、試しましょう。

シートに作ったクリアボタンをクリックします。

すると、会員種別(B列)、料金(C列の)のセルの値がクリアされます。

VBAのプログラムを実行するボタンの作り方【初心者向け】

このように、プログラムが実行されるボタンを作ると、わざわざ、Alt+F11を押してVBE(Visual Basic Editor)の画面を出して、その後にF5キーを押す、または開発タブのマクロをクリックして(またはAlt+F8をクリックする)、マクロのダイアログを表示させて、実行するプログラムをクリックするという、面倒なことをしないで、プログラムが実行されます。

ボタンを作り、それをボタンを押すだけでプログラムが実行されれば、作業の時間が短縮されます。

なので、プログラムを実行するボタンを作ることをオススメします。

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