Fireタブレットをノートパソコンライクに使用する
Amazonのコンテンツなど娯楽用途以外にも仕事にも使用できるFireタブレット
タブレットは、登場以来人気を集めているデバイスだと思います。
スマホにくらべたら大きいが、ノートパソコンに比べると薄くて軽いので持ち歩きが楽で、いろんな場所で使用しやすいこと、スマホのアプリが大きい画面で操作できるので、見やすくて使いやすいこと、そして大きい画面なので電子書籍、動画閲覧、ゲームなどが見やすく利用できることが人気の理由だと思います。
代表格はiPadですが、無印でも高額なため手が出せないという人もいると思います。
そんな人にオススメが、Amazonか販売しているfireタブレットです。
AmazonのコンテンツであるAmazon Prime videoやAmazon music、電子書籍を楽しむためのAndroidをベースにしたfire OS搭載のタブレットですが、それ以外にアプリをインストールすれば娯楽用途だけでなく、仕事にも使用出来ます。
それで価格が20,000円以内で購入ができる点がおすすめする理由です。
現在販売されているFireタブレットは以下の3種類です。
ただ問題はGooglePlayが使用できない点で、代わりにAmazonのアプリストアからアプリをインストールするが、その数が少ないことです。
しかしGooglePlayがなくても以下のブログ記事に描いた方法で、Androidのアプリをインストールできます。
この記事に書いた方法を使用すればFireタブレットを、他のAndroidタブレットのようにアプリをインストールして使用することが可能になります。
Bluetooth接続でキーボードとマウスが使用出来るFireタブレット
そんなFireタブレットの一つであるFire HD10の2021年モデルが、専用のキーボードと同時に発売されました。
Fire HD10に専用キーボードを接続すると、見た目はノートパソコンのような姿になります。
最近のタブレット、例えばiPadに専用のキーボードを発売され、パソコンライクに使用する人もいることから、それをFire HD10でもそのように使用したいという要望があって、そのようにしたのかも知れません。
専用のキーボードは、Fire HD10用しか発売されませんでしたが、Fireタブレットは、Bluetoothのキーボードとマウスのペアリングが出来ます。
それを使えば、Fire HD8でも、パソコンライクに使用可能です。
Bluetooth接続は簡単で、設定からBluetoothをオンにして、新しいデバイスとペアリングを選択し、接続したいキーボードやマウスを選択するだけです。
以下の写真は、100円ショップのタブレットのスタンドにfire HD 8を立てかけて、パソコンライクにしたものです。
ChromebookのようにFireタブレットを使用する
Chromebookが最近売れています。
私もサブパソコンとして、以下のChromebookを使用しています。
Chromebookは低スペックなパソコンですが、Google ChromeでWebアプリケーションを、Google PlayからAndroidアプリをインストールして、それらを兼用して使うと、十分に使用できるパソコンになっています。
Fireタブレットも、Chromebook同様に低スペックです。
なのでFireタブレットをノートパソコンのように使うには、低スペックながら十分にパソコンとして使うことが出来るChromebookのように、WEBブラウザで起動するWEBアプリケーションと、Androidのアプリを使用すればいいのです。
ChromebookのようにFireタブレットを使用する際に行うこと
Webアプリケーションですが、Fireタブレットの標準WEBブラウザのSilkブラウザのデスクトップモードで表示にすると使用出来るものもありますが、使えないものもあります。
そのためFireタブレットに最新ブラウザとして認識されてPC表示可能のWEBブラウザをインストールすることが必要となります。
その方法は、先ほど紹介したブログ記事に載せています。
最新ブラウザとして認識されているWEBブラウザと、Androidアプリをインストールすれば、FireタブレットをChromebookのように使用することが出来ます。
このカテゴリーでは、最近ブラウザとして認識されるPC表示可能のWEBブラウザを使って、実際にWEBアプリケーションが動作するかを検証していきます。
今回は、マイクロソフトのオフィスオンラインを、Fireタブレットで使用する方法を書きます。
このカテゴリーではマイクロソフトのEDGEを使用しましたが、WEBアプリケーションが完全に使用可能のパソコン表示が出来るWEBブラウザなら、どれでも構いません。
Fireタブレットでマイクロソフトのオフィスオンラインを使う方法
① オフィスオンラインのサイトを開く
マイクロソフトのオフィスオンライン(https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/free-office-online-for-the-web)のサイトを開きます。
② サインインする
マイクロソフトのアカウントで、サインインします。
もしマイクロソフトのアカウントをお持ちでない方は、無料でサインアップをクリックし、登録して下さい。
③ Microsoft Officeホームの画面が開く
Microsoft Officeホームが開きます。
Microsoft Officeホームから、アプリケーションを選択し、OneDriveに保存されているファイルを開いたり、新規でファイルを作ります。
今回の記事では、オフィスオンライン版のWord、Excel、PowerPointを使って、ファイルを開いてみます。
Fireタブレットで、オフィスオンライン版Wordを使ってファイルを開く
開きたいファイルをダブルクリックします。
すると、新しいタブで以下のような画面が現れます。
今回使用したEDGEは、新しいタブが開くとモバイル表示になります。
マイクロソフトのオフィスオンライン版のWordでは、モバイル表示だと閲覧用のみとなり、編集が出来ません。
編集するには、PCサイトを表示にします。
これでFireタブレットで、オフィスオンライン版のWordを使ってファイルを編集できるようになります。
ただ使用できる機能は限定されていますので、PC版のように使用できるとは思わないで下さい。
私はFireタブレットはFire HD8を持っていますが、タブレットを横にしてオフィスオンライン版のWordを使うと、画面が小さいため、ファイルの表示が全画面にならなくて、作業がしにくいです(ズームを使えば出来ますが、小さすぎてファイルそのものが読めません)。
なのでタブレットを縦にして使っています。
そうすると、ファイルが読みやすく作業がしやすくなります。
Fireタブレットで、オフィスオンライン版Excelを使ってファイルを開く
開きたいファイルをダブルクリックします。
すると、新しいタブでWord同様、閲覧用画面が現れます。
今回使用したEDGEは、新しいタブが開くとモバイル表示になります。
マイクロソフトのオフィスオンライン版のExcelでは、モバイル表示だと閲覧用のみとなり、編集が出来ません。
編集するには、PCサイトを表示にします。
これでFireタブレットで、オフィスオンライン版のExcelを使ってファイルを編集できるようになります。
ただ使用できる機能は限定されていますので、PC版のように使用できるとは思わないで下さい。
私はFireタブレットはFire HD8を持っていますが、タブレットを横にしてオフィスオンライン版のExcelを使うと、画面が小さいため、ファイルの表示が全画面にならなくて、作業がしにくいです(ズームを使えば出来ますが、小さすぎてファイルそのものが読めません)。
なのでタブレットを縦にして使っています。
そうすると、ファイルが読みやすく作業がしやすくなります。
Fireタブレットで、オフィスオンライン版PowerPointを使ってファイルを開く
開きたいファイルをダブルクリックします。
すると、新しいタブで閲覧用画面が現れます。
今回使用したEDGEは、新しいタブが開くとモバイル表示になります。
マイクロソフトのオフィスオンライン版のPowerPointでは、モバイル表示だと閲覧用のみとなり、編集が出来ません。
編集するには、PCサイトを表示にします。
これでFireタブレットで、オフィスオンライン版のPowerPointを使ってファイルを編集できるようになります。
ただ使用できる機能は限定されていますので、PC版のように使用できるとは思わないで下さい。
私はFireタブレットはFire HD8を持っていますが、タブレットを横にしてオフィスオンライン版のPowerPointを使うと、画面が小さいため、ファイルの表示が全画面にならなくて、作業がしにくいです(ズームを使えば出来ますが、小さすぎてファイルそのものが読めません)。
なのでタブレットを縦にして使っています。
そうすると、ファイルが読みやすく作業がしやすくなります。
④ オフィスオンラインを使用する際の注意点
この辺について、あまり書かれている方がいらっしゃらないので、書いておきます。
マイクロソフトのオフィスオンラインは、商用利用は出来ません。個人利用のみとなっています。仕事で使ってはならない、ということです。
またマイクロソフトのオフィスオンラインは、マイクロオフィスの全機能は使えないという機能制限版です。
その辺を理解して、オフィスオンラインを使用して下さい。
マイクロソフトは、マイクロオフィスは、オフィス365というサブスクリプションか、ソフトの買取版で、全機能が使えるようにしています。
マイクロソフトは、マイクロレンズのような優れたモバイルアプリや、Skypeのようなビデオ通話アプリを無料で使用出来るようにしているので、何もかも有料にしてません。
マイクロオフィスを、有料にしているのは、AdobeのPhotoshopなどがサブスクリプション制でのみ使用出来るようにしているのと同じです。
ソフトウェア会社が主力商品を無料にするわけがないのです。
学校のPTAの資料作り、仕事ではない…家計などの計算、ボランティアの書類制作など、商用に該当しない利用に限定して使う分には問題はないでしょう。
それか、このオフィスオンラインがPC版のMicrosoft Officeの機能限定版である以上、完成品を作るのに適していないので、文書の下書き用と割り切って資料などを作り、それをパソコンにダウンロードして、使用しているワープロソフトで完成品に仕上げる、そんな使用方法がいいでしょう。