【GIMP 使い方】GIMPでソフトフォーカス調の写真にする方法

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最近ではSNSやブログなど個人な用途の他に、最近では自社のサイトを持っている会社が多いので、プロのデザイナーでない人…ノンデザイナーでも仕事で画像編集の作業が発生することがあります。

画像編集を行うには画像編集ソフトが必要です。その中で有名なのはAdobe Photoshopで、使いやすい設計になっているため勧めるサイトや動画が多くあります。ただ最近ではサブスクリプションという月額料金を払って使用する形式になったため、お金がかかります。

そのため無料の画像編集ソフトを探している方が多いと思います。いろいろとあります。しかし機能が限定されているものが多いのが現状です。

その中でオススメできるのがオープンソースソフトのGIMPです。

長い歴史があり、Adobe Photoshopに劣らない機能があります。

GIMPは、元々がWebのグラフィック編集を想定して開発されたソフトです。

そのためSNSやブログなど個人な用途の他に、自社のサイトの画像編集をするのに適しています。

このGIMPは無料ですので、Windows、Mac、Linuxで使用できるので、ぜひ使ってほしいソフトです。

今回はそのGIMPでソフトフォーカス調にする方法をご紹介します。

【GIMP 使い方】GIMPでソフトフォーカス調の写真にする方法

ソフトフォーカスとは、被写体を柔らかい雰囲気に描写する技法のことです。

撮った被写体を、やわらかい優しい雰囲気にしたい時に使用します。

カメラでは、カメラの内臓フィルター・クローズアップレンズ・ソフトフォーカスレンズ・ソフトフィルターなどを使って、ソフトフォーカスの写真を撮ります。

これをすでに撮った写真をソフトフォーカスに…と思う方がいらっしゃると思います。

GIMPを使用すると、すでに撮った写真をソフトフォーカス調にすることが出来ます。

今回は以下の写真をソフトフォーカス調にします。

【GIMP 使い方】GIMPでソフトフォーカス調の写真にする方法

この写真は、1964年頃(1961年という説もあります)に豊栄産業有限会社が作ったHoway Anny 35という、文具店や玩具店ルートで売られていたという子供向けに作られたという、当時の言い方をするとオモチャフィルムカメラ…現在の観点からするとトイカメラに分類されるカメラで撮った写真です。今のトイカメラより良い写りをします。このカメラで撮ったこの写真ですが、家族が写っていますが、それをやわらかい優しい雰囲気にした方がよくなると思ったので、この写真をソフトフォーカス調にします。

①レイヤーを複製する

レイヤーパレットを右クリックしてレイヤーの複製を選択します。

【GIMP 使い方】GIMPでソフトフォーカス調の写真にする方法

②複製したレイヤーを選択し、描画モードをスクリーンにする。

モードをクリックしてスクリーンを選択します。

【GIMP 使い方】GIMPでソフトフォーカス調の写真にする方法

③複製したレイヤーの画像をレベルでハイキーな画像にする

色→レベルをクリックします。

【GIMP 使い方】GIMPでソフトフォーカス調の写真にする方法

するとレベルのダイアログボックスが現れるので、右のスライダーを以下のようにスライドさせて、ハイキーな画像にします。

【GIMP 使い方】GIMPでソフトフォーカス調の写真にする方法

④レンズぼかしを選択し、Radiusを任意の数字にする

フィルター→ぼかし→レンズぼかしを選択します。

【GIMP 使い方】GIMPでソフトフォーカス調の写真にする方法

レンズぼかしのダイアログボックスが現れるので、Radiusを任意の数字にして(今回は10にしました)、OKボタンをクリックします。

【GIMP 使い方】GIMPでソフトフォーカス調の写真にする方法

⑤ガウスぼかしでSizeを任意の数字にする

フィルター→ぼかし→ガウスぼかしを選択します。

【GIMP 使い方】GIMPでソフトフォーカス調の写真にする方法

Sizeを任意の数字にして(今回は5にしました)、OKボタンをクリックします。

【GIMP 使い方】GIMPでソフトフォーカス調の写真にする方法

これで完成です。

【GIMP 使い方】GIMPでソフトフォーカス調の写真にする方法

GIMPとは

GIMPは無料で使用できるオープンソースの画像編集ソフトです。

【GIMP 使い方】GIMPでソフトフォーカス調の写真にする方法
▲GIMPのホームページです。

Windows、Mac、Linuxで使用できます。

GIMPの特徴は、Web用の画像編集を想定して開発された点です。

そのためSNSの投稿画像作成、ブログの画像作成、ホームページのパーツ作成などに適しています(あくまでもWeb用に作られたため、印刷に使われるCYMKカラーには対応していなく、GIMPのデータを印刷データにするには、無料ソフトならKrita、有料ソフトならAdobe Photoshopなどで作る必要があります)。

多くのブログやYou Tubeなどで、画像編集するならAdobe Photoshopが必要と言われますが、それは真に受けないほうがいいでしょう。

デザイン会社に将来就職するなら、使われるアプリケーションがAdobe Photoshopなのでスキルアップのために必要だと思います。しかし個人でブログを書いている人や、会社のホームページ担当を事務員の人、趣味としてSNSに投稿している人にとって、画像加工を行う場合に有料のAdobe Photoshopのスキルはいりません。GIMPは無料で使用できるのにAdobe Photoshopと遜色がない機能を持っているので、これを使ったほうがいいと思います。。

SNSの投稿画像作成、ブログの画像作成、ホームページのパーツ作成などのWeb用画像の作成ならGIMPで十分なので、ぜひ使用してほしいソフトです。

なおGIMPですが、以下のページからダウンロード出来ます。

GIMP
GIMP - The GNU Image Manipulation Program: The Free and Open Source Image Editor

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