Chromebookでも使用できるCLIP STUDIO PAINT
イラスト・漫画・アニメーションなど作品制作ソフトCLIP STUDIO PAINT
CLIP STUDIO PAINTは、イラスト・漫画・アニメーションなど作品制作に幅広く使えるペイントソフトです。
CLIP STUDIO PAINTは以下の3種類あります。
・CLIP STUDIO PAINT EX…全機能使用できる漫画原稿制作向きのヴァージョン
・CLIP STUDIO PAINT PRO…イラスト向けのヴァージョン
・CLIP STUDIO PAINT DEBUT…イラストやグラフィックアート制作に必要な標準機能のみの単体では販売されていないヴァージョン(Pixivのプレミアム会員に無料で提供されています)
CLIP STUDIO PAINTですが、ユーザー数が5,000万人を超えると言われる世界最大級のイラストSNSのpixivでNo.1使用率を誇る人気のペイントソフトですが、その人気は日本だけでなく、海外でも人気があり(日本語版のほか英語版、中国語版、韓国語版、フランス語版、スペイン語版、ドイツ語版があります)、海外ユーザーが多くいるのも特徴です(ソフトの出荷数の60%以上が海外向けだそうです)。イラストやマンガを描くのに特化した高性能のペイントソフトで、アマチュアだけでなく、プロのイラストレーターやマンガ家も使用しています。
Chromebookでも使用できるCLIP STUDIO PAINT
CLIP STUDIO PAINTは、Windows、Mac OSXのパソコン版の他、iOS/iPadOS版、Android版、Chromebook版があり、Linux以外のデバイスで使用できます。
iOS/iPadOS版、Android版、Chromebook版はサブスクリプション(月額利用)のみとなっていますが、AdobeのCreative Cloudアプリより安い料金になっています。
なお、私はCLIP STUDIO PAINT PROの2デバイスプランで、Mac OSX版とChromebook版の2つを利用していますが、月額800円です。
今回のブログ記事は、そんなCLIP STUDIO PAINTをChromebookで使用してみた感想を書きたいと思います。
なおこの記事では、Lenovo ideapad Duet Chromebookというタッチパネル式のノート型PCとタブレット型PCの両方の使い方ができて、直接画面にUSIペンというスタイラスペンで描けるChromebookを使用しました。
そのタイプでないChromebookをご使用の方は、Chromebook対応しているペンタブレットを使用すれば、線が描けますので、その方法で描いてみてください。
ChromebookにCLIP STUDIO PAINTを使う
①ChromebookにCLIP STUDIO PAINTをインストールする
CLIP STUDIO PAINTをChromebookにインストールするには、GooglePlayから行います。
GooglePlayでCLIP STUDIO PAINTを検索し、見つかったらインストールをクリック又はタップします。
それでインストールは完了です。
ランチャーにCLIP STUDIO PAINTのアイコンが現れます。
ChromebookでCLIP STUDIO PAINTを利用するには、サブスクリプション(月額利用)のみなので、その契約をします。
以下のホームページからお好きなCLIP STUDIO PAINTのヴァージョンを選択し、「詳しく見る」をクリックしてください。
そこから月額利用プランを申し込んでください。
これでChromebookでCLIP STUDIO PAINTが利用できるようになります。
②ChromebookでCLIP STUDIO PAINTを起動する
ランチャーからCLIP STUDIO PAINTのアイコンをクリック又はタップします。
それでChromebookでCLIP STUDIO PAINTが起動します。
③CLIP STUDIO PAINTで新規ファイルを作成する
ファイルメニューから新規を選択します。
ここでお好きなサイズ、解像度、基本表現色(カラーモードです)を設定して、OKボタンをクリック又はタップしてください(私は、練習用として印刷によく使われるA4サイズ、350dpi、カラーにしました)。
すると以下のように新規ファイルの画面が現れます。
④CLIP STUDIO PAINTで線を描いてみる
ここでは、Lenovo ideapad Duet Chromebookというタッチパネル式のノート型PCとタブレット型PCの両方の使い方ができて、直接画面にUSIペンというスタイラスペンで描けるChromebookを使用して線を描きます.
ペンを使って描いてみました。
しっかり筆圧感知していました。
鉛筆とパステルで描いてみました。
しっかり筆圧感知していました。
ブラシで描いてみました。
しっかり筆圧感知していました。
これだけ筆圧感知するなら、手描きのようなイラストが描けます。
ChromebookでもCLIP STUDIO PAINTでイラストを描くには十分だと思いました。
⑤実際にCLIP STUDIO PAINTでイラストを描いてみた
実際にイラストをChromebookのCLIP STUDIO PAINTでイラストを描いてみました。
私はMac OSX版のCLIP STUDIO PAINTをペンタブレット(板タブ)を接続して描いていますが、それと全く遜色のない出来栄えのイラストが描けました。
Chromebookに最適化して、Windows版やMac OSX版と変わらない性能なのが、描いてみてわかりました。
実際にChromebookでCLIP STUDIO PAINTを使ってみた感想
さすがに日本だけでなく世界でも人気のある高性能のソフトだけに、Chromebookで使用できるペイントソフトの中ではトップだと思いました。
ただこれはChromebookの問題なのですが、使用できるフォント…特に日本語フォントが少ないということが残念でした。
Chromebookにないフォントを使うのならば、最もいいのはクラウド経由でWindowsやMacにデータをダウンロードして、PC版CLIP STUDIO PAINTを使用することでしょう。
お持ちのパソコンがChromebookしかないという方には、レイヤーは結合されてしまいますがPNG形式で保存して、アイビスペイントやメディバンペイント、Phonto、Canva、Adobe Spark Postなどで開いて、それらアプリに入っているフォントを使用するのがいいと思います。
フォントが少ない以外には、Chromebookで使用できる絵を描くアプリの中で、CLIP STUDIO PAINTは申し分のない高性能なので、サブスプリクションという月額制ですがオススメのペイントソフトです。
Chromebook おすすめアプリ
ChromebookはWebブラウザで起動するWebアプリケーション、大体のAndroidアプリケーション、そしてLinuxアプリケーションを使用することが出来ます。
これらを使いこなすことで快適にChromebookで作業することが出来ます。
このブログでは、Chromebookでおすすめのアプリケーションの以下のブログ記事を書いていますので、参考にして頂けたら幸いです。
Chromebook お役立ち
このブログでは、Chromebookでお役に立つ記事を書いていますので、参考にして頂けたら幸いです。
コメント