Excel VBAでセルにExcel関数を入力する
Excel VBAは、Microsoft Excelで使用できるプログラミング言語です。
Excelをより効率的に使用するためのプログラミング言語です。Excelをもっと便利に使いたい人におすすめのプログラミング言語です。Excel VBAを覚えると、Excelの作業が楽になります
具体的に出来ることは以下のとおりです。
- Excelの操作を自動化
- 独自の機能を作成
- データの分析・処理
- レポートの作成
- フォームの作成
- マクロの作成
このExcel VBAというカテゴリーでは、私が学んだExcel VBAのコツやテクニックを紹介していきます。
今回は、Excel VBAでセルにExcel関数を入力する方法について、ご紹介します。
Excel VBAでセルにExcel関数を入力する方法
Excel VBAでセルにExcel関数を入力する場合は、、Vaiueではなく、Formulaを使用する
Excel VBAでセルで文字を入力する際には、Vaiueプロパティを使用しました。
Excel VBAでセルにExcel関数を入力する場合、Vaiueではなく、Formulaを使用します。
コードは以下のようになります。
Rangeオブジェクト.Formula
Excel VBAでセルに数式を入力する具体例 SUM関数
以下の表を、Excel VBAを使って、E3~E5にSUM関数を入力して合計を出してみます。
コードは以下のとおりです。
F5キーを押して実行します。
するとE3~E5にSUM関数が入力されます。
Excel VBAでセルに数式を入力する具体例 IF関数
以下の表で、Excel VBAで、D3~D5にIF関数を入力して50点以上は合格、以下は不合格と表示させてみます。
コードは以下の通りです。
ここで注意することがあります。IF関数でD3~D5にIF関数を入力して50点以上は合格、以下は不合格と表示させるには、本来ならば以下の通りになります。
=IF(C3>=50,”合格”,”不合格”)
しかし、Excel VBAでは、「”」(ダブルコーテーション)を含む数式を入力する場合は、「”」を2つ重ねて、「””」を入力します。
これを覚えてください。
ですので、Excel VBAのコードは、以下の通りになります。
=IF(C3>=50,””合格””,””不合格””)
F5キーを押して実行します。
するとD3~D5にIF関数が入力され、50点以上は合格、以下は不合格と表示されます。
Excel VBAでセルに数式を入力する具体例 AVERAGE関数
以下の表を、Excel VBAで、AVERAGE関数を使ってテストの平均点を出してみます。
コードは以下のとおりです。
F5キーを押して実行します。
するとE3~E5にAVERAGE関数を使ってテストの平均点が入力されます。