PowerPointで画像にグラデーションをかけて目立たせる
図形や文字を加工できるPowerPoint
PowerPointは、プレゼン資料作成ソフトとして広く知られていますが、実はそれだけに留まりません。チラシやビジネス文書など、幅広い用途に活用できる多機能な欲張りなソフトです。
多くの人が、PowerPointを使った作業で図形や文字の加工したい場合があると思います。図形や文字の加工する際には、一般的にはAdobe IllustratorやInkscapeなどの専門的なドローソフトを利用し、それをPowerPointに組み込むという方が多いと思います。
しかし、実はPowerPoint自体にも、図形や文字の加工する機能が準備されています。これを使えば、簡単に図形や文字の加工を行うことができるのです。
実はPowerPointは、分類的にはAdobe IllustratorやInkscapeなどと同じくドローソフトです。
Adobe IllustratorやInkscapeのような高度な加工は無理はありますが、ちょっとした図形や文字の加工であればPowerPointでできるのです。
つまりちょっとした図形や文字の加工を行うのに、Adobe IllustratorやInkscapeなどのドローソフトを使用しないで、一つのソフトで完結させることで、作業効率を向上させることができるのです。
PowerPointで画像にグラデーションをかけて目立たせる
プレゼン資料の画像が目立たせたい…ということがあると思います。
そんな時にお勧めなのは、画像にグラデーションをかけて目立たせることです。
今回のブログ記事は、プレゼン資料の画像にグラデーションをかけて目立たせる方法をご紹介します。
以下が、完成前と完成後のスライドです。
【完成前】
【完成後】
PowerPointで画像にグラデーションをかけて目立たせる方法
①グラデーションをかけたい画像に、図形を重ねる
グラデーションをかけたい画像の場所に、図形を重ねます。
挿入タブから、図形をクリックし、正方形/長方形を選択します。
画像にグラデーションをかけたい場所を、ドラッグして図形を描写します。
すると、グラデーションをかけたい場所に、図形がスライドに挿入されます。
②画像にグラデーションをかける
画像を選択し、右クリックして図形の書式設定をクリックします。
右側に図形の書式設定が現れます。
図形のオプションの塗りつぶしから、塗りつぶし(グラデーション)を選択します。
※なお、このときに図形の枠線がある場合は、図形の書式タブの図形の枠線をクリックし、枠線をなしを選択して、枠線をなくしてください。
グラデーションの分岐点の真ん中の2つのつまみを削除します。
削除方法ですが、つまみを選択します。
Deleteキーを押します。するとつまみが削除されます。
同じ方法で、もう1つのつまみを削除します。
今回は横のグラデーションをかけたと思います。
角度を0にします。
種類を線形にします。
グラデーションの分岐点の左側のつまみを選択します。
色をクリックして、白を選択します。
グラデーションの分岐点の右側のつまみを選択し、同じく色を白にします。
透明度を50%にします。
グラデーションの分岐点の左側のつまみを適度に移動させます。
これで、画像にグラデーションをかけて目立たせることができます。